家や土地を売却するとき、「できるだけ高く売りたい」と考える方は多いはず。
ただし、不動産売却では査定額が高い会社を選べば、必ず希望どおりの価格で売れるわけではありません。売り出す価格や物件の見せ方、販売する地域の相場によっても、買い手の反応は変わります。
まず確認したいのが、周辺にある似た物件の販売価格。
同じ地域でも、駅からの距離や土地の広さ、築年数、駐車場の有無などによって価格に差が出ます。
例えば、築20年の一戸建てを売却する場合、近隣の似た住宅が2,000万円で販売されていても、その価格で売れるとは限りません。建物の状態や設備、土地の条件まで比較することが大切です。
次に考えたいのが、売却にかかる期間。
引っ越しの日程が決まっている場合と、時間をかけて希望価格で売りたい場合では、適した売り方も違います。
一般的な仲介による売却では、不動産会社が購入希望者を探し、内覧や価格交渉を進めます。一方、早く手放したい場合は、不動産会社による直接買取も選択肢のひとつ。
買い手を探す期間を短縮しやすい反面、仲介で売る場合より価格が低くなることもあります。
売却価格だけでなく、住宅ローンの残債や仲介手数料、登記に関する費用なども確認しておきましょう。手元にいくら残るのかを計算しておけば、売却後の住み替えや新居の購入計画も立てやすくなります。
また、売却前に大規模なリフォームを行うべきか迷う方もいるでしょう。費用をかけても、その分だけ売却価格が上がるとは限りません。
まずは室内の清掃や整理整頓を行い、必要に応じて修繕を検討するのがおすすめです。
不動産売却を成功させるには、価格だけでなく、売却時期や費用、売却後の暮らしまで考えることが大切。
仲介と買取の両方を比較し、自分の希望に合った方法を選びましょう。